車両情報

ひたちなか海浜鉄道が保有する、車両たちをご紹介。

キハ11 キハ37100 キハ3710 ミキ300 キハ205 キハ222 キハ2000

東海旅客鉄道及び東海交通事業で使われていた車両で平成27年4月に3両を購入しました。
キハ11-5は平成元年製造で元東海旅客鉄道所属、キハ11-6、11-7は平成5年製造で元東海交通事業の所属でした。
購入後、一部設備の改造や塗色の変更を経て、平成27年12月30日から営業運行を開始しました。

茨城交通自社発注車両。平成14年に購入。キハ3710形とほぼ同じ形状ですがブレーキの二重化など一部仕様が異なるため形式が変更されました。03の1両のみの在籍です。
平成22年4月よりアニマルトレインとして運行しておりましたが、その後、令和元年「いきいき茨城ゆめ国体&大会」のPR広告車を経て、現在は一般広告ラッピング車として運行しています。

写真は「アニマルトレイン」時代のものです。

茨城交通自社発注車両としては、昭和35年のケハ600型以来の新造車両。
01は平成7年、02は平成10年に購入。新造されたキハ3710型は「軽快DC」と呼ばれる全長18.5mの車両。
湊線初の冷房車で、車内はロングシートで定員は座席55人、立席68人の計123 人。後ドア付近に車椅子スペース有り。
形式の3710は“みなと”にちなんだもの。平成21年度に開催された「車両デザインコンテスト」の最優秀作品「曙光(しょこう)の大地」へ塗替えが行われましたが、現在は2両とも広告ラッピング車となり運行しています。

兵庫県の三木鉄道で使われていたもので、平成20年同鉄道の営業廃止により平成21年6月に購入。
平成10年富士重工で製造。
三木鉄道時代の塗装および車両番号「ミキ300-103」のまま運行しています。

昭和40年帝国車両で製造された車両。
平成8年2月水島臨海鉄道より購入。
平成8年8月にワンマン改造を行い、その後旧国鉄色に塗装しなおしました。床はリノリウム、冷房付の車両です。

昭和37年に富士重工で製造された車両。
北海道の羽幌炭礦鉄道で使われていたもので、昭和45年同鉄道の営業廃止により昭和46年に購入。
国鉄キハ22形と同形で運転席の窓に旋回窓を採用したのが特徴です。雪国の車両のシンボルです。
ワンマン改造済み。
キハ223(昭和41年製造)は平成21年7月26日に運行を終了しています。
平成27年5月にて運行を終了いたしました。
現在は阿字ヶ浦駅に留置しています。

■キハ2004
同41年新潟鉄工所で製造された広幅車。
昭和44年留萌鉄道より購入。
床は板張りで旧国鉄準急色に塗装し直し、ワンマン改造済み。正面のヘッドライト脇のタイフォンが特徴です。

■キハ2005
同41年東急車輛で製造された広幅車。昭和44年留萌鉄道より購入。床は板張りでワンマン改造済み。
平成22年1月1日より旧国鉄急行色で運行。
平成27年12月をもちまして営業運行を終了いたしました。
キハ2004は他団体に譲渡済み、現在キハ2005のみ現在阿字ヶ浦駅にて留置しています。